株式情報のトレーディングスター’s diary

株式情報のトレーディングスター

海外市況


今週からスタートする第1四半期決算発表や3月消費者物価指数(CPI)などの注目のインフレ指標の発表を控え様子見姿勢が強まった。先週5日間のうち4日間で史上最高値を更新したS&P500は、ほぼ横ばいで終了。先週末に最高値を更新したダウ平均も小幅に反落。ハイテク株主体のナスダック総合は3日ぶりに反落した。

大引け


海外市況


ワクチン接種の加速を背景に経済活動正常化期待が続いた。小売りやクルーズなどの景気敏感株が上昇したほか、アップルなどの主力ハイテク株も買われ、主要3指数はそろって取引終盤に上昇幅を拡大した。ダウ平均は3日続伸し、4日ぶりに史上最高値を更新した。S&P500も3日続伸。連日で史上最高値を更新し、初めて4100ポイントを突破した。ハイテク株主体のナスダック総合も2日続伸し、史上最高値まで2%未満に迫った。
 寄り後に発表された米3月生産者物価指数(PPI)は前月比+1.0%と市場予想の+0.5%を上回り、前年比では+4.2%と過去9年間で最大の伸びを記録したことで、将来のインフレ高進が懸念された。しかし、米10年債利回りは1.66%と前日比+0.03%と比較的小幅な上昇にとどまった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比-0.26の16.69ポイントと3日連続で低下し、昨年2月20日以来の低水準となった。

 

大引け


海外市況


海外市況


主力ハイテク株が続伸し、相場をけん引した。S&P500は続伸し、前日に続いて史上最高値を更新。一時、4098.19ポイントまで上昇し4100ポイントの大台に迫った。ダウ平均も2日続伸して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は3日ぶりに反発。寄り前に発表された前週分の新規失業保険申請件数は74.4万件と市場予想の68.0万件を上回る弱い結果となったが、経済活動再開による景気回復期待が続いた。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比0.21ポイント低下し、昨年2月20日以来の低水準となる16.95ポイントに低下した。米10年債利回りは1.62%と前日比0.03%低下した。