エヌビディアの上昇にけん引されたハイテク株が上昇し、S&P500とナスダック総合が終値の最高値を更新した一方、バリュー株の比率が高いダウ平均が小幅に続落した。エヌビディアは8-10月期の売上高と利益が市場予想を上回ったほか、11-1月期の強い売上高見通しも好感され8.25%上昇。AMDやマイクロン・テクノロジーも2%超上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.79%高と再び取引時間中と終値の最高値を更新した。メーシーズ(+21.17%)やコールズ(+10.62%)の小売株も好決算を発表し大幅高となった。一方、市場予想を下回る売上高や弱い見通しが嫌気されたシスコ・システムズが5.51%下落しダウ平均の重しとなった。経済指標では新規失業保険申請件数が26.8万件と前回改定値の26.9万件から改善したものの、市場予想の26.0万件を下回る弱い結果となった。