NYダウ 35,754.69 -0.06
S&P500 4,667.45 -33.76
ナスダック総合 15,517.37 -269.62
CME225先物 28,625 -55
※前日まで3日続伸した米株は上昇一服。オミクロン株への過度な警戒感が和らいだことで大きく上昇したクルーズや空運などの経済活動再開銘柄が反落したほか、前日に利益確定売りが強まった半導体株も続落した。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入の段階的縮小(テーパリング)のスピードアップ決定が予想される中、翌日に発表される米11月消費者物価指数(CPI)への警戒感も様子見姿勢を強めた。ダウ平均は177ドル安まで下落後、109ドル高まで上昇したが、0.06ドル安(0.00%)とほぼ変わらずで終了し、前日に史上最高値まで1%未満に迫ったS&P500は0.72%安と4日ぶりに反落。ハイテク株主体のナスダック総合も1.71%安と4日ぶりに反落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は21.58ポイントと前日比1.68ポイント上昇。ビットコイン価格が50000ドルを割り込んだことや、中国不動産大手の恒大集団の格下げなどもリスク回避姿勢を強めたもよう。