NYダウ 32,283.40 -1008.38
S&P500 4,057.66 -141.46
ナスダック総合 12,141.71 -497.56
CME225先物 28,220 -390
※パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議での講演で、インフレ抑制に強い姿勢を示したことで金融引き締め策の長期化見通しが強まった。一部で期待された早期の利上げ終了や利下げ転換時期の見通しが後ずれしたことでリスク回避が強まった。ほぼ横ばいでスタートしたダウ平均は、パウエルFRB議長発言を受けて下落に転じると、終盤にかけて下落幅を拡大し、1008.38ドル安(-3.03%)の32283.40ドルで終了した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ3.37%安、3.94%安で終了した。週間ではダウ平均が4.22%安、S&P500が4.04%安、ナスダック総合が4.44%安とそろって大幅に2週続落した。
業種別ではS&P500の全11セクターが下落。ITが4.28%安と下落率トップとなり、一般消費財、コミュニケーションもS&P500以上の下落率となった。週間では、エネルギーが4.27%高と唯一上昇した一方、ITが5.58%安となり、コミュニケーション、一般消費財、ヘルスケアも4%超下落した。