米株は4日ぶりに反発。米国の景気後退(リセッション)への過度な警戒感が和らいだことや、日本株が大幅反発したことが安心感につながった。前日までの3営業日で2139ドル安となったダウ平均は294.39ドル高(+0.76%)と反発。一時、746ドル高まで上昇した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.04%高、1.03%高で終了し、3指数がそろって4営業日ぶりに反発した。業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。不動産が2.30%高と上昇率トップとなり、金融、コミュニケーション、資本財、IT、一般消費財も1%超上昇した。メガキャプはエヌビディアが3.78%高、メタが3.86%高となり、マイクロソフトも1.13%上昇した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の38.57ポイントから27.71ポイントに低下した。