予想を上回る決算や強い見通しを発表したマイクロン・テクノロジーが2桁高となり半導体株が軒並み上昇したほか、新規失業保険申請件数などの経済指標が強い結果となりソフトランディング期待が高まったことも追い風となった。前日に293ドル安と5日ぶりに反落したダウ平均は終日プラス圏で推移し、260.36ドル高(+0.62%)と反発して終了。S&P500も0.40%高と反発。一時、0.79%高まで上昇し、3日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、終値で2日ぶりに最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.60%高と4日続伸し、史上最高値まで3%未満に迫って終了した。S&P500の11セクターは素材の1.97%高を筆頭に、IT、金融、資本財など7セクターが上昇し、エネルギー、不動産、公益など4セクターが下落した。