NYダウ 42,156.97 -173.18
S&P500 5,708.75 -53.73
ナスダック総合 17,910.36 -278.81
CME225先物 38,030 -740
イランがイスラエルにミサイルを発射したことで中東の緊張が高まり、センチメントが悪化した。東海岸とメキシコ湾岸での港湾労働者のストライキも景気悪化懸念につながった。ダウ平均は一時、384ドル安まで下落し、173.18ドル安(-0.41%)と4日ぶりに反落して終了。S&P500も1.41%安まで下落後、0.93%安で終了し、ナスダック総合は2.25%安まで下落後、1.53%安で終了。ともに下落幅を縮小して終了した。S&P500の11セクターは原油高を受けてエネルギーが2.24%高となったほか、公益、コミュニケーションが上昇した一方、ITの2.66%安を筆頭に不動産、金融、ヘルスケア、一般消費財など8セクターが下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.73ポイントから一時20.73ポイントまで上昇し、19.26ポイントで終了した。
発表された経済指標は強弱まちまち。9月ISM製造業PMIが47.2となり市場予想の47.5を下回ったが、8月JOLTS求人件数が804万件と前月分の771.1万件や予想の766万件を上回った。米10年債利回りは前日の3.802%から3.7297%に低下。中東情勢緊迫化を受けてリスク回避の米債買いが強まり、利回りは一時3.696%まで低下(価格は上昇)した。