株式情報のトレーディングスター’s diary

株式情報のトレーディングスター

海外市況


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寄り前に発表された新規失業保険申請件数がパンデミック以降の最少を記録する強い結果となったことなどを好感し朝方は堅調に推移したが、9月株安アノマリーが意識される中、デルタ株感染拡大の影響や経済活動再開状況、21-22日開催のFOMCなどの不透明感が重しとなった。ダウ平均は168ドル高まで上昇したものの、4日続落して終了。S&P500も4日続落。長期金利が低下したものの、不動産、ヘルスケア、生活必需品、公益などのディフェンシブ株が下落率上位に並んだ。ハイテク株主体のナスダック総合も2日続落。ネットフリックス、アマゾンが1%超下落し、マイクロソフト、エヌビディア、アップルも0.6%超下落した。

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9月は下落する可能性が高いというアノマリーが意識される中、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、全体的に7-8月の経済成長ペースが鈍ったと報告された。前日にはゴールドマン・サックスが2021年の成長率見通しを引き下げ、モルガン・スタンレーが米国株の投資判断を「アンダーウェート」に引き下げており、年初から大きな調整もなく上昇が続いた米国株の9-10月の下落リスクが意識された。ダウ平均は3日続落し、S&P500も3日続落。半導体株などの下落が重しとなったナスダック総合も5日ぶりに反落した。業種別では長期金利の低下を受けて公益、生活必需品、不動産がなどが上昇した一方、エネルギー、素材、コミュニケーション、ITが下落率上位となった。

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