株式情報のトレーディングスター’s diary

株式情報のトレーディングスター

海外市況

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世界各国でコロナ変異株による感染拡大が続く中、東京で緊急事態宣言が発出されたほか、米国では新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、景気回復のピークアウト懸念が強まった。リスク回避の強まりで米国債が買われた(利回りは低下)一方、史上最高値圏で推移する米国株は幅広い銘柄が売りに押された。ダウ平均は朝方に536ドル安まで下落し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.86%安、0.72%安で終了し、主要3指数がそろって反落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.20ポイントから一時21.29ポイントまで上昇し、19.00ポイントで終了した。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。金融、資本財、素材などの景気敏感セクターが下落率上位に並び、コミュニケーション、ITなどのグロース・セクターも1%前後下落した。