NYダウ、240ドル安 インフレ加速懸念や金利上昇でhttps://t.co/H3teerLqln
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 10, 2021
米10月消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇し、30年ぶりの強い結果となったことで米長期金利が上昇。午後の米30年債入札が低調だったことも長期金利を押し上げた。金利上昇より将来の利益の現在価値が減少するハイテク・グロース株が幅広く売りに押された。ダウ平均は終盤に310ドル安まで下落し、240.04ドル安(-0.66%)と2日続落して終了。S&P500も0.82%安と続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.66%安と大幅続落となった。米10年債利回りは1.57%と前日比0.13%ポイント上昇した。S&P500の11セクターは公益、生活必需品、ヘルスケアの3セクターが上昇した一方、エネルギー、IT、コミュニケーション、素材など8セクターが下落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は18.73ポイントと前日比0.95ポイント上昇した。