先週月曜日に急落した米国株は週後半に上昇モメンタムを回復したが、この日は週内の米7月消費者物価指数(CPI)や米7月小売売上高などの経済指標の発表を控えてもみ合った。ダウ平均は小幅高でスタートしたが、245ドル安まで下落し、140.53ドル安(-0.36%)と3営業日ぶりに反落して終了。先週後半に2日続伸したS&P500は先週末水準を挟んでもみ合い、0.23ポイント高(+0.00%)とほぼ横ばいで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.21%高と3営業日続伸。エヌビディアが4.08%高となりナスダックの上昇をけん引した。S&P500の11セクターはIT、エネルギー、公益の3セクターが上昇し、不動産、コミュニケーション、資本財、生活必需品、金融など8セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルス、ウォルマートが1%超上昇した一方、ボーイング、プロクター・アンド・ギャンブルが2%超下落し、インテル、シスコ・システムズ、トラベラーズが1%超下落した。