株式情報のトレーディングスター’s diary

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景気回復のピークアウト懸念を背景に続いた債券買いが一服したことで、前日に大きく下落した景気敏感株を中心に幅広い銘柄が上昇した。米10年債は9営業日ぶりに反落し、利回りは1.36%と前日比6bp上昇。長期金利の上昇を好感しバンク・オブ・アメリカなどの金融株が軒並み大幅反発した。前日に259ドル安となったダウ平均は448.23ドル高(+1.30%)と大幅反発し、7月2日以来1週間ぶりに終値の最高値を更新。金融のゴールドマン・サックス、トラベラーズ、JPモルガン・チェースが3%超上昇したほか、ダウ・インク、キャタピラーウォルト・ディズニーなども2%超上昇し、ダウ平均を押し上げた。S&P500も1.13%高と反発し、2日ぶりに取引時間中と終値の最高値を更新。ハイテク株主体のナスダック総合も0.98%高と反発し、終値の最高値を更新した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.00ポイントから16.18ポイントに大幅低下した。
 週間では、ダウ平均が0.24%高、S&P500が0.40%高、ナスダック総合が0.43%高と、3指数がそろって3週続伸した。