株式情報のトレーディングスター’s diary

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先週末NY市場

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NYダウ       36,247.87  +130.49
S&P500     4,604.37  +18.78
ナスダック総合    14,403.97  +63.98
CME225先物   32,520   +320
※注目された米11月雇用統計がやや強い結果となったものの、米12月ミシガン大期待インフレ率速報値が前月から低下したことで適温相場の持続期待が高まった。ダウ平均は寄り前に発表された雇用統計の結果を受けて朝方に55ドル安まで下落したものの、ミシガン大消費者サーベイの結果を好感し、178ドル高まで上昇し、130.49ドル高(+0.36%)で終了。S&P500とナスダック総合も下落してスタートしたものの、それぞれ0.41%高、0.45%高で終了し、主要3指数がそろって2日続伸した。週間ではナスダック総合が0.69%高、S&P500が0.21%高となり、ダウ平均も0.01%高とわずかながらプラス圏で終了。3指数がそろって6週続伸を記録した。S&P500は先週金曜日に終値での年初来高値を更新したが、この日は日中高値でも年初来高値を更新し、2022年3月以来の水準まで上昇した。年初来ではダウ平均が9.35%高、S&P500が19.92%高、ナスダック総合が37.62%高となった。
 寄り前に発表された11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が19.9万人増と前月の15万人増や市場予想の18万人増を上回る強い結果となり、失業率も前月の3.9%から3.7%へと横ばい予想に反して改善した。平均賃金は前年比で+4.0%と予想と一致したが、前月比では+0.4%と予想の+0.3%を上回った。引け後に発表された12月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は69.4と前月の61.3や市場予想の62.0を上回る強い結果となったが、同時に発表された1年先期待インフレ率速報値が前月の4.5%から3.1%に低下し、同5年先期待インフレ率速報値も3.2%から2.8%に低下した。米10年債利回りは前日の4.129%から一時4.278%まで上昇し、4.230%で終了。ドル円は反発し、144.95円と前日比0.82円上昇した。