NYダウ 34,483.72 -652.22
S&P500 4,567.00 -88.27
ナスダック総合 15,537.69 -245.14
CME225先物 27,675 +205
モデルナのCEOが既存のコロナワクチンは南アフリカで新たに発見された変異株(オミクロン株)に対する有効性が低い可能性があると発言したことなどで、コロナ変異株への警戒感が再び高まったことや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がテーパリング(資産購入の段階的縮小)のスピードアップの可能性を示したことが嫌気された。先週金曜日に905ドル安となったダウ平均は前日に236ドル高と反発したが、この日は再び652.22ドル安(-1.86%)と大幅反落した。アップルが3%超上昇したものの、セールスフォース、トラベラーズ、アメリカン・エキスプレス、3Mなどが3%超下落し、ダウ平均を押し下げた。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.90%安、1.55%安と反落。3指数はそろって一日の安値圏で終了した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の22.96ポイントから27.19ポイントに上昇するなど、センチメントは悪化した。