NYダウ 32,899.70 -348.58
S&P500 4,108.54 -68.28
ナスダック総合 12,012.73 -304.16
CME225先物 27,575 -215
※寄り前に発表された米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)が39万人増と市場予想の32.5万人増を上回る強い結果となったことで、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒感が再び高まった。市場ではFRBが6月と7月に連続して0.50%の利上げを実施した後に、利上げを一時中断するとの見方もあったが、NFPが予想以上に増加したことや、平均賃金が前月比+0.3%と前月に続いて高い伸びとなったほか、メスター米クリーブランド連銀総裁もインフレ高進が続けば9月会合でも0.50%の利上げを支持すると発言したことで、金融引き締めへの警戒感が強まった。ダウ平均は一時409ドル安まで下落し、348.58ドル安(-1.05%)の32899.70ドルで終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.63%安、2.47%安となり、主要3指数がそろって反落した。週間ではダウ平均が313.26ドル安(-0.94%)、S&P500が1.20%安、ナスダック総合が0.98%安とそろって反落した。