今週発表された物価指標が市場予想を下回る伸びにとどまったことで年内の複数回の利下げ期待が高まったことや、大手金融機関を皮切りに発表がスタートした第4四半期決算が総じて良好な結果となったことが引き続きセンチメントの改善につながった。来週にはトランプ次期大統領の就任式も控えており、規制緩和や減税への期待もリスク選好を強めた。
前日に4日ぶりに小幅反落したダウ平均は334.7ドル高(+0.78%)の43487.83ドルと反発。一時、500ドル高まで上昇する場面もあった。S&P500も一時、1.31%高の6014.96ポイントまで上昇し、1.00%高の5996.66ポイントと反発して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は1.51%高と大幅反発した。
週間ではダウ平均が3.69%高、S&P500が2.91%高、ナスダック総合が2.45%高と主要3指数がそろって3週ぶりに反発。