NYダウ 39,737.26 -610.71
S&P500 5,346.56 -100.12
ナスダック総合 16,776.16 -417.98
CME225先物 34,950 -970
※注目された米7月雇用統計が予想以上に悪化したことで景気後退(リセッション)懸念が強まったことに加え、予想を下回る売上高や弱い見通しが嫌気されたアマゾン・ドット・コムが8%超下落したことや、弱い見通しやレイオフを発表したインテルが26%安と急落したこともセンチメントの悪化につながった。前日に494ドル安となったダウ平均は610.71ドル安(-1.51%)と2日続落。S&P500も1.84%安と2日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.43%安と大幅に2日続落した。ナスダック総合は7月11日に付けた史上最高値から10.15%安となり「調整相場」入り。S&P500とダウ平均も最高値からそれぞれ5.70%安、3.96%安となった。週間ではダウ平均が2.10%安と5週ぶりに反落し、S&P500が2.06%安、ナスダック総合が3.35%安とともに3週続落した。
7月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が11.4万人増と予想の17.5万人増を大きく下回り、6月分も20.6万人増から17.9万人増に修正された。失業率は6月分の4.1%から4.3%に悪化し、平均賃金の伸びも市場予想を下回った。弱い雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の3.978%から3.790%に低下し、昨年12月以来の低水準となった。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の18.59ポイントから23.39ポイントに急上昇した。