NYダウ 32,856.46 -574.98
S&P500 3,986.37 -62.05
ナスダック総合 11,530.33 -145.40
CME225先物 28,205 -115
※パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が3月21-22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利上げを示唆したことで景気敏感株を中心に売りが強まった。パウエルFRB議長はこの日の議会証言で、最新の経済データは予想されたより強いとして、より積極的な引き締めが必要になるとの認識を示した。ダウ平均は議長証言を受けて急落すると、取引終盤に593ドル安まで下落幅を広げ、574.98ドル安(-1.72%)で終了。5日ぶりの大幅反落となった。S&P500も1.53%安と4日ぶりに大幅反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.25%安と2日続落した。金融政策の動向に敏感な米2年債利回りは前日の4.89%台から5.02%台まで上昇し、2007年以来の高水準となった。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。金融、不動産が2.5%超下落し、素材、エネルギー、公益、ヘルスケアも1.6%超下落した。